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昔観ていたアニメを見返していたら、川上とも子さんの偉大さに感激した話

どうも!アニオタ歴が見事今年で15年となります、綴喜明日香です!

 

昨日から、昔録画したアニメのDVDをなんとなく見返していたんですが、故・川上とも子さんが担当されているキャラクターが多いことに驚きました…。

昔は声優さんにそこまで興味を持っていなかったために気が付かなかったんですね。

 

 

私が初めて川上さんのお声を聴いたのは、おそらく『ケロロ軍曹』の日向冬樹役だと思います。

 

 

宇宙人ケロロと友情を築く人間の主人公冬樹。彼のどこか情けないような、優しい声を上手く表現されていました。

ケロロ軍曹』は2004年から放送されていたので、それこそ私がオタクになってすぐに見始めた、オタクの沼にどんどん沈み込んだ要因と言っても過言ではない作品です。土台がまさか川上さんだったとは…。当時よく漫画の絵を真似してアニメ絵を描いていました。

 

 

次に長く聴いていたのは、NHKで放送されていた、『風の少女エミリー』の主人公、エミリー・バード・スター役としてでした。

 

 

赤毛のアン』で知られるL・M・モンゴメリの作品を原作としたアニメで、世界名作劇場のような雰囲気でした。

生き生きと活発で空想好きで、小説を書くのが大好きなエミリーは、当時の私の癒しであり、憧れのような存在でした。それも川上さんの声があってこそだと思っています。

昨日久々に最終回を見返して、思わずうるっとしてしまいました…本当にいい作品でした。

 

 

一方、深夜枠では『CLANNAD』が放送されていました。この作品では、空想の中の少女役を川上さんが務めていらっしゃいました。

 

 

よく「CLANNADは人生だ!」と言いますよね。本当です。ぜひとも観てください(ダイマ)

川上さんの役柄は、主人公、渚ちゃんがやりたいというお芝居の中に出てくる、何もない世界に一人生きている少女です。基本的に彼女と共にいるロボットの視点で描かれるため、あまり少女はしゃべりませんが、儚いような、切ないような、しかし無邪気なその少女の声を川上さんがやられていたなんて、未だに今までのキャラクター認識と違っていて驚きます。

 

 

同じ時期に全く色の違うキャラクターをもう1人やられています。それが、『DARKER THAN BLACK』のアンバーです。

 

 

「組織」に属し、特殊能力を持つ「契約者」として殺しを生業とする主人公、黒(ヘイ)。彼の過去にかかわりを持つキーパーソンがアンバーです。

一件無邪気。しかし、何を考えているのかわからない独特の雰囲気を持ったキャラクターです。なにかとセリフにも含みが多く、難しい役柄を見事にこなされています。

作中でアンバーの姿が子供になったり大人になったりするのですが、その変化もスムーズ。さすがです。

 

 

その他にも、『ヒカルの碁』の進藤ヒカル役、『少女革命ウテナ』のウテナ役など、様々な役をこなされた川上さんでしたが、2011年にがんにより、41歳の若さで亡くなりました。6月9日が命日ということで、このタイミングで川上さんのことをはっきりと思い出したのも何かの縁が導いたのではないかと思います。

ご冥福をお祈りしつつ、川上さんが作り上げたキャラクターたちや作品を、引き続き愛し続けていきたいと思います。

 

今回は、以上。

 

 

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