コスプレイヤーの好きなことを好きなだけ

いちコスプレイヤーの頭の中

自分基準の「正しさ」が頭にこびりついて、周りを無意識に伺っていることに気がついた

どうも!もうすぐで人生25年目になろうかという綴喜明日香です。

 

唐突に、今日あった出来事について話します。

 

ちょっと空いた電車に乗りました。全員座れて、隣の人との感覚は一人分。

おもむろにその隣のサラリーマンが、右足の靴を脱ぎました。続いて靴下を履き直し始めたのです。

目の横でチラチラ動く上、私の常識から外れた行動だったので、「なんて非常識な人なの?車内マナーとか、他の人からどう見えてるかとか考えないの?」と思いながら、どうしても気になって横目で見ていました。

サラリーマンはなにも気にした素振りなく、反対側の靴下まできっちり履き直し、駅で降りていきました。

 

そのときふと考えたのです。

「ここが外国だったら、私、おんなじように不快になったかな?」と。

 

一時期ロンドンへ短期留学していた経験があります。そのときよく使っていたのが地下鉄のTUBE。

もし私がTUBEに乗っていて、隣の男性が靴下を履き直し始めたら、私は不快に思っただろうか、と思ったわけです。

 

ロンドンは不思議な街でした。

いろんな人種の人がいました。黒人、白人、私たちのような黄色人、ドイツ系、イタリア系、アジア系。

いろんな人がいました。タンクトップの人、ダウンを着込んだ人、足がない人、腕がない人、白杖の人、車椅子の人。

どんな人がいても、その街の人達は当たり前のように過ごしていました。周りの目など過度に気にしないし、自分も周りを過度に気にしない。日本人の私はどうしても周りが気になって、ちらりちらりと横目で周りを見てしまうのにも関わらず。

 

きっとロンドンで数週間過ごした後、TUBEで靴下を履き直す人に出くわしても、私はそこまで気にしなかったでしょう。

それはきっと、ごちゃごちゃしたロンドンの景色の中に溶け込んで、とるに足りないことになっているでしょうし、そもそも私がそこまで他人を気にしなかったでしょう。

 

無意識のうちに、「他人に迷惑をかけないこと」が正しいことだという意識で頭が染まりすぎて、他人の行動も自分の行動も縛り付けて苦しくなっていることに気が付きました。

通りで生きにくいわけです。

 

今後、自分が楽に生きていくためにも、他人の視線を気にしてしまう、周りを過度に気にしてしまうことを、減らしていこうと思い立ちました。

他人のあるがままを受け入れて流し、自分のあるがままを出していく。

難しいことだと思いますが、決してできないことではないと思うんです。

 

ちょっとずつでも変わっていきたい。

このブログを読んだ人達に、なんとなく見守ってもらえると嬉しいです。

 

本日は、以上。