どうも!前回「バイセクシャルなんですー」とカミングアウトした綴喜明日香です!
いやー色々とご意見をいただきまして、意外とみなさん「私もバイなんですー」とか、「私もそこ悩んでました!」とか反応くれてびっくりしました!結構皆さん悩んでいるんですね…
そこで、皆さんの疑問に答えつつ、一番話としてデカイなと思った「性的接触嫌悪」について話してみたいと思います。
だいぶ赤裸々なので、苦手な方や、トラウマになっている方はここでUターンしてください。
みなさんからの反応
自分の性的指向がわかりません
性的指向についてわからないという人のことを、クエスチョニングと呼ぶことがあります。よく「LGBT」と一緒に「LGBTQ」と入れられることもあります。
正直な話、私自身も「レズビアン」なのか、「バイセクシャル」なのかはっきりわかっていないので、クエスチョニングなのかもしれません。
ただ、これに関してはやはり人それぞれありますので、無理に「バイセクシャルだ!」「レズビアンだ!」なんて自分を括らなくていいと思います。
どの性別を好きになろうと、それはあなたという人間を構成しているものです。誰も干渉できないし、干渉してはならないものです。ご自分を大切にしてください。
私はXジェンダーかもしれない
Xジェンダーこそ難しいと私は思っています。
「身体の作りは女性だけど違和感を感じている。ただ、男性になりたい訳では無い」という方、意外と私の周りにもいます。
最近は「女だからスカートを履かなきゃならない」だなんて風潮はなくなってきていますので、スカートだろうがズボンだろうがキュロットだろうが、自分が好きな格好で、自由にチョイスすればいいと思います。
ただ、そういう方は「男性としての役割」「女性としての役割」を押し付けられるのが苦手な傾向もありますので、周りの心無い言動に振り回されないよう、「自分は自分だ!」と強くいてほしいと思います。そして私はそんな「自分は自分だ!」と生きている人が大好きです!
男性からの性的接触に嫌悪を感じる
私も実はそうです。
そのために、バイセクシャルなのか、レズビアンなのかわかりかねているところがあります。
この件に関しては、詳しく掘り下げていきたいと思います。
性的接触の嫌悪とは?
わかりやすく、どストレートに、オブラートにも八つ橋にも包まずに言えば、「セックスしたくない!」というものです。
結構これ女性に多くて、読みながら「わかる〜」と頷いている方も多いんじゃないでしょうか?
私の場合は過去に耐え難いトラウマがありまして(機会があったら詳しく書きますが)、そのために男性との性的接触が苦手になりました。
高校の頃に恋していた男の子にも、自分が好きになるのはOKでしたが、あのまま両思いになっていたら破綻していたんでは?と思うくらい、男性から好意を向けられることに漠然とした嫌悪感があります。その根底は、「恋愛=セックス」という流れを感じてしまうことにあると分析しています。
性的接触の嫌悪があるとレズビアン(ゲイ)なの?
ノンセクシャル、もしくはアセクシャルという可能性があります。
ノンセクシャルとは、「恋愛感情は持つけれど、性的欲求を感じない人」のこと。
アセクシャルとは、「そもそも恋愛感情を持たない人」のことを指します。
異性のみならず、同性、またはその他の方にも恋愛感情を抱かないのであれば、アセクシャルかもしれません。
私の場合は女性との性的接触には嫌悪感を抱かないので、「男性との性的接触嫌悪をもっているバイセクシャルなんだ」と今のところは考えています。
恋愛趣向=性的傾向ではない?
ちょこちょこ書いてきて疑問を抱いた人も多いかと思われますが、恋愛趣向と性的傾向は必ずしも一致するとは限りません。
例えば、Aさんは女性です。恋愛対象は男性。しかし、男性とも女性ともセックスしたくはない。
Bさんは男性です。恋愛対象は男性と女性。しかし、女性とはセックスしたくない。
Cさんは自身の性別がわかりません。身体の性別は女性で、恋愛対象は女性。女性とのみセックスできる。
こういった事例もありえるわけです。
よそから期待される性的役割
いろいろ書いてきましたが、結局は人それぞれです。
ただ、現在日本にいる人の大多数が「身体と心の性別が一致しており、異性を恋愛対象とし、性的接触が可能な人」です。それ以外の感覚を持っている人が性的マイノリティとされています。
現在の日本では、「男性と女性が結婚し、子供を作る」ことが普通とされています。そのため、「身体の性別が女性であり、男性との性的接触に嫌悪を抱く」、もしくは、「身体の性別が男性であり、女性との性的接触に嫌悪を抱く」人間には生きにくい世の中です。
「早いうちに彼氏作った方がいいよ」
「いい人と結婚しなさい」
「お前はまだ童貞なのか」
という言葉が日常的に交わされるこんな世の中、おかしくなりそう(本音)。
その裏に潜む、「異性とセックスしなさい」というニュアンスを無意識のうちに感じてしまうんです。
「私はたまたま女の身体をもって生まれてきたけれども、男性との子供を産む気はないぞー!」と叫びたくなる毎日です。
結論
話があっちこっち行ってしまってすみません。
結論としては、「他人、異性、同性との性的接触を嫌悪する人も世の中にはいるんだよ」ということです。
それは決して異常なことではなく、絶対数は少ないかもしれませんが、人間として破綻しているだとかそんなことは決してありません。ただの個性です。
もしも自分の性的趣向に関して悩んでいる方がこの記事を読んで楽になってくれたならとっても嬉しいです。
他にも疑問などがありましたら受け付けますので、お気軽にご連絡ください。
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