どうも！コスプレ歴5年になりました、綴喜明日香です。
Twitterのタイムライン上で、「コスプレ名刺のやり取りは老害文化」なんていうショッキングなツイートを見てしまい、ええええええええ！！！！？？？と思ったが故に思わず記事を書いてしまいました…。
よかったら見ていただけると嬉しいです！
コスプレ名刺ってなに？
私がコスプレを始めた5年前、当たり前のように存在していたコスプレ名刺。
簡単に言えば、そのコスプレイヤーの写真、名前、SNSのID、人によってはメールアドレスなどが乗った名刺です。
人によってはコスプレしたことがあるキャラごとにデザインを変えて作成していたので、多い人は30種類ほど持ち歩いたりしていました。
用途としては、イベントで知り合った方や、写真を撮ってくれた方にご挨拶の際にお渡しし、自己紹介代わりに使っていました。
コスプレ名刺の成り立ち
コスプレ文化は私たちの大大大先輩方が築きあげてくださったものです。その中で受け継がれてきたものがこのコスプレ名刺文化です。
当時、コスプレ専用SNSはもちろん、Twitterもなく…そういったコスプレイヤー同士の交流の仕方といえば、メールや個人のホームページでした。
名刺にメールアドレスや、個人サイトのURLを貼っておけば、後々から連絡が取れますし、それぞれの写真が載っているのでやり取りをしている相手もはっきりわかるという、画期的なものだったと聞いています。
「コスプレ名刺は不要」と言われるのはなぜ？
主な原因は、Twitterの台頭にあると思います。
コスプレイヤーズアーカイブや、World Cosplayなどのコスプレ専用SNSの時代は過ぎ去り、今やほとんどのコスプレイヤーがTwitterで交流をしています。
Twitterの便利な機能として、QRコードでのアカウント検索が可能な点が挙げられます。
名刺代わりに自分のアカウントのQRコードを提示して、ささっと読み込んでもらえればすぐに繋がれる。いちいちIDを打ち込まなくてもOK！なんて便利な…！
というわけで、名刺交換ではなく、QRコードの提示という手段にみなさん移行してきているんですね。
コスプレ名刺の利点
いくらTwitterのQRコードでらくらく繋がれると言っても、コスプレ名刺のいい所はたくさんあります！
個人的には廃れて欲しくない…！というわけで、コスプレ名刺の利点をつらつら挙げていきたいと思います。
コスプレジャンルがすぐわかる
殆どのコスプレイヤーが色々なジャンルの作品のコスプレをしていると思います。
コスプレ名刺をキャラごとに作っておけば、名刺入れからさっと出すだけでどのジャンルのコスプレをしているのか一目瞭然ですし、当日しているジャンル以外にもやっている系統がわかって便利です。
「あ、このキャラやってるんですね！私もこのジャンルやってて〜！」なんて会話に発展することもしばしば！話題作りにももってこいです！
ブロマイドが貰えた気分で嬉しい
最近のコスプレ写真って、基本が画像データですよね。ネットプリントや写真集を出しているコスプレイヤーさんじゃないと紙媒体のお写真を手に入れられない…。つまり、手元に何も残らないんです。
それってなんか寂しくないですか！？
ところが。名刺があれば、簡単にその人のブロマイド写真を手に入れられるんです！
それが推しキャラだった時の喜びたるや…名状しがたいものがあります！
さらに、たくさんのコスプレイヤーさんから名刺をいただけばいただくほど、オリジナルの写真集が出来ていくのです。
大好きなコスプレイヤーさんたちの作品が詰まったオリジナル写真集…。たまりません。
「繋がる」「繋がらない」の選択ができる
イベントに参加して、初めましての方と意気投合した時に、QRコードで繋がると何が起こるか。
そうです。断れない空気になるんです。
繋がらざるを得ないあの感じ…日本人だからこそ、空気を読んで繋がったりしますよね。
しかし、「実際にお話するとすごくいい人なんだけど、RTする内容が私の苦手なジャンルだった…」だとか、「ツイート内容が過激で、私には刺激が強すぎた…」なんてことも…
私みたいなツイ廃だと「何だこの人ツイート数多すぎてタイムライン埋められる…！」なんてことも絶対ありますすみません！！
そういう時、名刺交換だったなら。
IDで検索する、という手間は確かにかかりますが、実際にその方のプロフィールに飛んで、ツイート数や内容を確認し、気が合いそうだったらフォローする、というワンクッションを置くことが可能になるんです！
これができる出来ないでかなり心理的負担は違うと私は思っています。
まとめ
コスプレ名刺文化よ、再盛するなら今だ！！！！
コスプレ名刺は素晴らしい文化だと私は思っています。過去の先輩方の築いてくれた文化を守る、また、自分たちの選択肢や話題を増やすという意味でも、あって損になる文化ではありません。
話題になっている今だからこそ、その利点にスポットライトを当て、再びこの文化の最盛を願っています！！
というわけで、私もまた久々に名刺を作ろうと思いますので、みなさん機会があったらぜひ貰ってくださいね〜！
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