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予知夢は本当にあるのか?私が経験した予知夢的な話

どうも!最近眠りが浅いのかやたらと夢を見る綴喜明日香です。

先日の私のちょっと不思議な話を聞いてください。

 

私は中学生の頃、界隈では結構有名な吹奏楽強豪校でトロンボーンパートに所属していました。とにかくスパルタで、まさに強豪!という感じの部活でした…「今から中学時代に戻れるよ!」と言われても即答で「嫌だ」と言えるレベルで厳しかったです。それはそれで青春でしたが。

先日見た夢が、まさにその頃の夢を改変したようなものでした。

私は今の私でした。ミディアムヘアーでインナーを真っピンクに染め、ピアスはバッチリ空いているし、眉毛は全剃りという今の私。中学時代の恩師が見たら目をむくような容姿です。そんな私が中学校の校舎に立っており、かつての仲間に囲まれていました。

「これから合奏だよ!あすちゃんも早く準備して!」と友達に言われ、えっ?えっ?と思いつつ、かつての愛楽器であるバストロンボーンを取り出しました。頭の中では『あれ、この子(楽器)、別の後輩のものになったのでは???』と思いつつ、慣れた手つきで組み立て、そこらへんにあった楽譜を引っ掴んでダッシュで音楽室へ。

そこではかつてのメンバーが合奏隊形で用意していました。私が音楽室に入った途端、かつての恩師の姿が見えました。私はとりあえずインナーカラーが見えないようにサイドの髪の毛を撫で付けました。裾からチラチラピンクが見えるような髪型にしてもらったことを後悔しながら。ちらりちらりと先生の視線を気にしながら、定位置であったチューバの先輩の後ろに着きました。

合奏が始まった途端、どの楽譜を使っているのかわからなくなってあたふたしてページを捲りまくりました。よくよく思い出してみたら当時もそんなことばっかりだったなぁなんてぼんやり思いながら。こっそり後輩が「先輩、これです」と教えてくれて、ようやくスタンバイ完了。吹き始めたら久々すぎて肺活量が全然足りない!『この子(楽器)はもっともっといい音が出せるはずだぁぁぁぁ!!!』なんてもどかしくなりながら、顔を真っ赤にして吹いて吹いて吹いて吹いて…

 

目が覚めました。

 

なんだか本当に変な夢をみたなぁなんて思いつつ、中学校の頃のことを頭の片隅でぼんやり思い出しつつ一日を過ごし、帰りの電車に乗り、地元の駅についた時です。

懐かしい後ろ姿。トランペットのケース。

間違いなく、中学校の頃によく教えに来てくれたOBのI先輩でした。

思わず駆け寄って声をかけました。やはりI先輩でした。あの頃からもう10年は経っているのに私のことを覚えていてくれて、再会を喜んでくれました。私はといえば、やはり髪型も変わっているし、化粧もしているし、あの頃とは変わっているはずなのにすっかり中学校の頃に戻った気持ちでした。先輩は相変わらず優しく、ちょっとオドオドした特徴的な話し方で、私の同級生たちについて話してくれたり、まだ母校に顔を出しているのだと教えてくれました。

 

先輩と別れて、「もしかして昨日の夢はこの予知だったのでは??」とふと思いました。

夢の中にI先輩は出てこなかったものの、あの夢を見ていなかったらきっと私は後ろ姿だけでI先輩だと分からなかっただろうし、声もかけなかったと思うのです。

 

そのときたまたま友人と一緒だったのですが、2人で「予知夢だったのかなぁ〜不思議だね〜」なんて話をしました。

ほんとうに不思議で、素敵な体験でした。こんな夢ならもっとみたい。

 

みなさんにも、もしかしたらそんなことが起こるかもしれません。

不思議に懐かしい夢を見たら、この話を思い出してみて貰えると嬉しいです。