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【映画】『コードギアス復活のルルーシュ』2回目キメてきた(ネタバレ注意)

どうも!ルルーシュに恋して早10年以上がたとうとしています、綴喜明日香です。

 

本日『コードギアス復活のルルーシュ』2回目をキメてきてしまいました…。

1回目の時にネタバレを避けて記事を書きましたので、今回はネタバレありきで心の丈を思いつくままに書き尽くしたいと思います。

 

まだ観ていない方、ネタバレを避けたい方は、絶対に読まないでください!!!

 

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虚ろ状態のルルーシュ

コードギアス反逆のルルーシュ』放送当時、私は中学生でした。ルルーシュに初めてあった日のことは今でもまざまざと思い出せます。

 

その日、私は恋に落ちました。

 

圧倒的力を手に入れ、人の死を目の前にしながら、ニヤリと笑って見せたその表情。

覚悟を決めた声音と、「だから」という言葉一つの重み。

 

17歳のルルーシュは、当時14歳だった私よりもお兄さんで、憧れの存在でした。ルルーシュに相応しい女になりたくて、黒の騎士団で戦えるほどになりたくて、努力したりもしていました。今思えば飛んだ夢女子ですね。理想の彼氏、いや、旦那様だったんです。

 

それから10年以上たち、私はとうにルルーシュの歳を超えました。

今思えば17歳の高校生なんてまだまだ子供で、未熟で、だからこそルルーシュの心境に戸惑いや弱さがあったんだとわかります。それでもルルーシュの存在は私の中で「理想の旦那様」でした。

 

しかし、今回の映画で新しい可能性が目覚めてしまいました。

冒頭に登場する、C.C.についてまわる虚ろ状態のルルーシュ。あまりにか弱く、幼く、すぐに折れてしまいそうな彼の姿……。

 

正直に言いましょう。

母性本能が目覚めました。

 

恋心だけじゃなく、庇護欲が湧いてくるなんて!ルルに対して!あの素晴らしく気高くて美しいルルに対して!私の旦那様に対して!!!

開いてはいけないパンドラの箱が開きました。もう後戻りはできません。今後も私の人生はルルーシュに捧げられるでしょう。恐ろしい。恐ろしい存在だルルーシュ。愛してます。

 

黒幕姉弟の美しさ

出てきた瞬間ビビりました。

 

シャムナ様美しすぎでは!?

シェリオ陛下尊すぎでは!?

 

金髪ボンキュッボン正統派美女と儚げ病弱美少年。最高。性癖詰まりすぎ。

しかも2人の関係性が完璧すぎる。弟は姉に全幅の信頼を置いているし、姉は何があっても弟を守るつもりでいる。完璧。うちの姉弟とは比べ物にならない。私もシャムナ様みたいな魅力的な姉になりたい人生だった。

2人にも2人の正義があって、守らなければならない国や国民があって。2時間という短時間では語り尽くせなかった思いを感じながら見守りました。黒幕とはいえ、愛されるべきキャラクター達に拍手。

 

ルルーシュとスザクの関係

コードギアスといえばこの2人のの関係性である」と言っても過言ではないくらいだと思います。

よく腐女子仲間では2人の関係を「愛情」や「恋情」と解釈し、カップリングにしている方々がいらっしゃいますが、如何せん私はルルーシュの夢女子と成り果ててしまったがためにそういった解釈はできないんです……。

2人の関係は「親友」であり、「宿敵」であり、「共犯者」。磁石とS極とS極同士が無理やりくっついている状態なのだと解釈しています。その接点はナナリーという存在。

 

再開した2人のシーン。スザクはルルーシュを殴ります。その拳には「孤独」と「怒り」と「絶望」が宿っているように感じました。ルルーシュがいないことで見に積もった「孤独」、独り残された「怒り」、死んだと嘘をつかれた「絶望」。

ただそのあと、2人が展望台の上で語り合うシーンでは、お互いの存在を認め合い、許容し、再び以前の姿を取り戻したように見えます。

全てを乗り越えた上での2人の存在。きっとそのまま2人が手を取り合って新しい世界を作ろうとしていたなら、また違った平和な未来があったのかもしれません。

 

ナイトメアの新装甲

やっぱりコードギアスはナイトメア戦あってこそですね!!!

今回の映画内では、ルルーシュの復活にスポットが当てられているせいか、あまりナイトメア戦がなかった気がします。ロボット目当てでご覧になった方には物足りないかもしれませんね。

その代わりというかなんというか、新しい機体がいくつか登場し、ランスロット、紅蓮弍式にも新装甲がつけられています。

機動戦士ガンダムOO』を通ってきている人間なので、「なるほど、バーチェと同じ発想か」なんて頷きながら見ていたのですが、やはりモビルスーツとナイトメアの機動差ですね。攻撃自体が俊敏で、広範囲に渡るところに利便性を感じました。ただやはりナイトメア本体の機動は犠牲にしていましたね。

装甲を外してからのランスロットの「お待たせしましたぁ!」と言わんばかりの登場にはもうスタンディングオベーション!!!待ってました!!枢木スザクはやっぱり化け物だった!!

 

Cの世界でのナナリー

CLAMP作品が大好きな方ならピンとくるかと思うのですが、Cの世界で水の上に横たわるナナリーの姿。あの演出は正にCLAMP。『聖伝』で言うところの阿修羅。『X』で言うところの小鳥ちゃん。

ただ、この映画では、ナナリーは救われました。正直ホッとしました。CLAMPのセオリー的にはこの後闇落ちか八つ裂きが待っています。完結を目指してくれてよかった。

おそらく続編が計画されていたなら、あのままナナリーが死に、ルルーシュの復讐が始まります。『コードギアス復讐のルルーシュ』です。あれ?観たいな。

 

C.C.の献身と涙

コードギアス本編では、飄々として掴みどころのない魔女から、だんだんとルルーシュに心を許し始めたC.C.。今回の映画でどれだけ彼女の中でルルーシュが特別な存在だったのかがわかります。

かつてのルルーシュを取り戻すため、わがままで神秘的だった魔女の姿はなくなり、献身的で人間くさい感情に動かされる彼女が描かれたかと思うと、後半ではルルーシュにその時の想いを涙ながらに吐露するという、それこそ人間味溢れる姿が描かれます。さすがもう1人の主人公。

最後の最後、ルルーシュがL.L.になると告げた時の彼女の涙と笑顔は、おそらく一生忘れることができません。なんと美しい。

今までの人生が報われなかった分、幸せになって欲しいと心から思った瞬間でした。

 

C.C.とL.L.

ルルーシュがL.L.としてC.C.と共に永遠のときを生きると決めたエンディングの後。

登場したゴシック調の衣装をまとった2人にデジャヴュを感じました。

10年前、アニメ雑誌Newtypeに掲載されていた、CLAMP書き下ろしのルルーシュとC.C.の衣装、まさにそのままだったのです。

つまり、あのイラストに描かれていたのはルルーシュとC.C.ではなく、L.L.とC.C.!!なんということだ!10年越しに明かされる真実!!!!

1回目を見終わったあと、私はすぐに当時のNewtypeに付録としてつけられていたクリアファイルを取り出し確認しました。CLAMPおそろしい。ギアス恐ろしい。

 

 

さんざん語ってきましたが、要するになにが言いたいかというと、

 

コードギアス最高。

 

ルルーシュ愛してる。

 

この後続編が出ることはないでしょう。あったとしてもおそらく主人公はルルーシュではなく、L.L.という謎の存在が仄めかされるだけでしょう。

それでもきっと、私はルルーシュを愛し続けますし、追い続けます。ルルーシュとC.C.の未来を願い続けます。

 

なんて閉めつつ、また来週も見に行くんですけど!!!!

 

 

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