どうも!好きなことを好きなだけやっているコスプレイヤー、綴喜明日香です。
最近あんまりコスプレ写真をTwitterに上げていません。
これには自分でも明確な原因があります。
今回はそんなことをつらつら考えつつ、書いていきたいと思います。
写真を上げたくない理由
RT、いいねで他人の評価が見える
TwitterにはRT、いいね機能があります。
いいツイートはフォロワーに共有したくなるからRTしたくなるし、いい作品にはいいねしたくなりますよね。
とっても便利だし、ツールを共有するには素敵な機能だと思います。
しかし、これが今の私には苦痛です。
RT、いいねというのは目に見える他人からの評価です。
数が増えれば増えるほど、多くの人に評価されたことになります。
私の場合、どんなに苦心して撮影に挑んでも、素敵な写真が撮れたと思って上げても、そのRT、いいねが貰えなかったりします。
そうすると、自信を持って作品作りをしたはずなのに、「評価されなかった……」と落ち込む一因になるのです。
他人との差が明確になる
RT、いいね数という指標をどうしても他のフォロイーさんや、所謂バズっている写真と比べてしまいます。
そこには私個人の努力ではどうしようもないことも多くあります。
手足の長さ、身長の高さ、輪郭の形、目の大きさ……。
生まれ持ったものを比べるのは非常に辛いですが、そういったところをまざまざと見せ付けられるのです。
とにかく劣等感に溺れます。
なぜ評価が欲しくなるのか
承認欲求の存在
人間には「承認欲求」というものがあります。
マズローというアメリカの心理学者の研究によれば、人間には5段階の欲求があるそうです。
まず1番大きいのが、「生理的欲求」。
生きるために必要な、睡眠欲や食欲などがこれに当たります。
「生理的欲求」が満たされると、「安全欲求」が湧きます。
その名の通り、安全に生きていきたいという欲求です。
その上にあるのが「社会的欲求」です。
組織に属したい、友人が欲しい、仲間が欲しいといった欲求です。
それらが満たされて初めて出てくるのが「承認欲求」です。
人に認められたいというこの欲求、5段階欲求で言えば4段階目。つまり、その前の3つの欲求が満たされているからこそ湧いてくる、そこそこ贅沢な欲求ということです。
近年の承認欲求の発散方法
SNSが普及する前、私の両親の世代では、ほとんどの人たちが会社や学校といった場所でこの承認欲求を発散していました。
上司、お客さん、先輩、先生に認められる、感謝されることで満たされていたのです。
それが、SNSの登場で変化してきます。
誰もが簡単に自己を詳らかにできるようになり、多くの人の前に立てるようになりました。まるでテレビの中の芸能人のように、簡単にステージの上立つことができるようになったのです。
そしてそれを見るのは多くの一般人。不特定多数の一般人同士で評価をし合うようになったのです。
承認欲求の肥大化と他者との比較
SNSで簡単に評価されるようになってから、その承認欲求はどんどん膨らんでいくようになりました。
10人にいいねをもらったら、今度は100人、1000人……。
さらに、「この人は500人からいいねをもらっている!私も欲しい!」という比較に変化していきます。
まさに今の私がこういった状態に陥っています。
評価に踊らされないためには
「自己実現欲求」にたどり着く
前述したマズローの5段階欲求には、最後の一つがあります。
それが、「自己実現欲求」です。
自分が理想とする自分になりたいという欲求で、「承認欲求」を克服したその上に立っています。
そこまで昇華することができれば、他者の評価に踊らされることなく、「私は私」を貫くことができます。
自己実現欲求にたどり着くためには、理想とする自分像を明確にする必要があります。
他人から評価されること以外でです。
例えばコスプレでは、「私が思うキャラを表現する」「このワンシーンを完全再現する」「自分の世界観を確立させる」などです。
他人がその表現に共感するかは二の次三の次です。自分がその表現に納得するか否かがポイントです。
他者評価を遠ざける
自己実現欲求にたどり着くため、私は他者評価を遠ざけようという結論にたどり着きました。
Twitterに写真を投稿するにはしますが、いいねやRTは気にしない方向にシフトします。
余談ですが、Twitter閲覧アプリでfeatherというものがあります。
TLにRTといいね数の表記が出ないので、見たくない方にはおすすめのクライアントです。
まとめ
私が写真をあげたくない理由は、他者評価による承認欲求が大きくなってしまうから。
そういうときは他者評価を気にせず、自分の評価のみで生きられるよう、他者評価をシャットアウトする必要があると思っています。
そのためには、RTやいいねの表示を見ないようにしていこうと思います。
なんだか中途半端なまとめになってしまったなぁなんて思うんですが、みなさんもきっといつか気にしてしまう時が来ると思うんです。
そういうときはこの記事をちらっと思い出して貰えると嬉しいです。
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