どうも!コスプレイヤー兼メイクアップアーティスト、綴喜明日香です。
昨日、衝動で映画を見に行きました。
友人と何を見ようかひたすら悩みました!
だってラインナップがとにかく豪華!
『ドリトル先生』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『AKIRA』『ブラックパンサー』……
「全部みたい!!」と思っていて、私の中ではなんとなく『バック・トゥ・ザ・フューチャー』かななんて思っていたのですが、ラインナップの中に一つだけ知らないものがありました。
それが『ハリエット』です。
あらすじを知った私は、断然この作品が気になって、友人にわがままを言うようにして鑑賞しました。
想像以上に素晴らしい作品でした!!!!
今回はみなさんにこの感動を少しでも知ってほしくて、もしよければ見て感じてほしくて、この記事を書いていきます。
あらすじ
南部の黒人奴隷として生まれた女性ミンティは、生まれた時から白人が経営する農場で過酷な労働を強いられていました。
ある日彼女は、家族と離されて遠い南部へ売られそうになります。
思い切って農場を飛び出し、北へ向かうミンティ。
「いつかきっと家族を迎えに来る」
「みんなで自由を手に入れる」
ミンティはハリエットと名前を変え、黒人の自由のために動き出します。
見どころ
当時の時代背景がわかる
ハリエットは実在した人物。黒人として初めて20ドル紙幣の顔となることが決まったそうです。
その人物を描くにあたり、入念に時代考証がしてあるようで、当時の農場の様子や黒人の人々の扱い、街の様子が見事に再現されていました。
全体的に決してきれいな絵ではないです。
すべてが砂っぽいし埃っぽい。だからこそのリアル。
美化しないところに魅力を感じました。
2Dだし、においもないはずなのになぜか感じる空気感。
ぜひ感じてほしい…。
ゴスペルが素晴らしい
ゴスペルはもともと黒人の人々が自分たちを奮い立たせるため、もしくは日々を嘆く声として歌っていたものだとはるか昔に音楽の先生から教わりました。
作品内では要所要所で黒人の人々のゴスペルが入ります。
「鍬を持つことこそが自由への道」というような、働くことを促す歌。
「私はここを旅立つ」という別れを示唆する歌。
「モーゼが迎えに来た」という逃亡の合図を表す歌。
そして最後に「自由」を高らかに歌うエンディング。
素晴らしいハーモニーと力強い歌声が、心情を切々と表している上、作品にメリハリをつけていて最高でした。
あとめっちゃ歌上手い。うますぎて嫉妬するレベル。
ハリエットがとにかくかっこいい
もうなんというかとにかくかっこいいんです(語彙力)
彼女の名台詞が「自由か、死か。」
なにそれめちゃめちゃかっこいい。
終始肝が据わっているんです。自由のためなら諦めない。
ハリエット役のシンシア・エリヴォさんの演技がまた凄くて、とにかく目力がすごい。
覚悟が目に宿っているんです。
見ている方も彼女の心の力をひしひしと感じるし、一本見るだけで勇気が得られるようなそんな演技。
もう素晴らしいしか言えない…。
評価
映画自体はもう100点じゃ足りないくらいです…全人類見てくれ頼む…という気持ち。
「今なんとなく行き詰ってて…」とか、「理不尽な壁にぶち当たってて…」という人には絶対に見てほしい。
ただ、日本語版の宣伝の仕方がよくわからん…評価下げている気がします。
英語版の方の広告では、「自由か、死か」とあるのですが、日本語版だと「彼女は一度も失敗せずに奴隷から英雄になった」とフューチャーされているんです。
なんだその「私、失敗しないので」みたいな書き方は…。
「自由か、死か」でよくない??何をこだわった…?
そこだけはなんだかよくわかりません。
とにもかくにも、やっぱり素晴らしい作品。
コロナの影響でなかなか見に行けないかもしれませんが、機会があればぜひ…!
そのうちきっとAmazonプライムとかで配信されるとは思うんですが、劇場だからこその臨場感ってやっぱりあるので!体感してきてほしいです!!
コスプレメイクサービスを行っております。 詳細はこちら↓
コスプレに関する質問や疑問がございましたら、この記事のコメントかTwitterにリプライをいただけましたら、可能な限りお答えいたします。
また、コスプレメイクの依頼も受け付けております。
メールの場合、下記宛てに、コスネーム、もしくはハンドルネームを記載の上、ご相談内容をご自由にご記載ください。
remakeyou1@gmail.com
↓よろしければ読者登録していただけると泣いて喜びます!