どうも!マクロスの歌姫ならミンメイ派、綴喜明日香です!
最近『歌マクロス』というリズムゲームアプリのおかげでマクロスシリーズの知名度が上がって嬉しい限り…!
ただ周りでよく聞くのが「マクロスF(フロンティア)は知ってるけど、マクロスって他にもあるの??」という声。
あるんやで。
いっぱいあるんやで!!!!
と、いうわけで、ひょんなことからマクロスシリーズにどハマりした系女子が、ストーリー内の時系列順にあらすじと見どころ含めて語っていきます。よかったらお付き合い下さい。
- 『マクロスゼロ』
- 『超時空要塞マクロス』
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
- 『マクロスプラス』
- 『マクロス7』
- 『マクロスF』
- 『マクロスΔ』
- 『超時空要塞マクロスⅡ -LOVES AGAIN-』
- これから見てみたい方へ
『マクロスゼロ』
2002年にOVAで全5巻として発表されました。
あらすじ
1999年に宇宙から異星人の宇宙船が墜落し、その特殊技術をめぐって世界中を巻き込む統合戦争なる戦争が勃発。
戦争末期の2008年、戦火の中で、パイロットの工藤シンは機体を撃墜され、マヤン島という島に流れ着きます。
古代の知恵や特殊な力が渦巻くその島で彼は、巫女のサラ・ノーム、その妹のマヤ・ノームと出会います。
彼らの島には特殊な力を持つ「鳥の人」という存在があり、その力をめぐって統合軍と反統合軍の争いが島で巻き起こり、シンは統合軍と合流して戦いに身を投じ、サラは巫女として島を守ろうと奔走します。
みどころ
幻想的な音楽が素晴らしいです!マヤン島の独特な幻想的な世界観が美しく表現されています。
また、2002年制作のアニメなので、グラフィックが美しいです。絶妙なCGの使い方。『マクロスF』がお好きな方はきっとハマります。
また、ストーリーとしては、サラとマオ、シンの三角関係が見事に描かれています。惹かれ合うサラとシン、それがわかっていながらシンに恋心を抱いてしまうマオ…。特にマオの心情にグッときます。
この話、実は『マクロスF』に繋がっており、『マクロスF』の歌姫シェリル・ノームの祖母がマオ・ノームであり、ストーリー中に出てくる映画『鳥の人』の元になっているのがこの『マクロスゼロ』の内容です。
『超時空要塞マクロス』
1982年に放送スタートとなったTVシリーズ。全36話。
あらすじ
『マクロスゼロ』で描かれた統合戦争終結後、改修された宇宙船は「マクロス」と名づけられました。
いざマクロスが宇宙へ飛び出そう!という時にどういうことか異星人であるゼントラーディ軍が地球近辺に現れ、その存在を感知したマクロスが勝手に主砲を発射!迎撃してしまいます。ゼントラーディ軍からの包囲から逃れるべくワープをしたマクロスですが、その際に船体近くにあった島一体を巻き込んでしまい、地球から遠く離れた宇宙の果てに民間人も共に飛んでしまうことに…。
ワープのパワーを使い果たしてしまったため、マクロス本体内部に街をつくり、民間人を収容した後、せっせこ地球を目指すことになります。
主人公の一条輝は宇宙でのゼントラーディ軍との戦いに巻き込まれた際、民間人のリン・ミンメイという少女を救ったことをきっかけに戦闘機パイロットとなります。ミンメイはマクロス内でアイドルとしてデビューし、スターへの道を駆け上がっていきます。もともとはミンメイを想っていた輝でしたが、そのうち彼の中で上官である早瀬未沙の存在が大きくなり…。
一方、戦闘においてはゼントラーディ軍が有利。劣勢に立たされたマクロスですが、ゼントラーディ側には「文化」というものが存在していないことが発覚。ミンメイの「歌」というものに衝撃を受けたゼントラーディたちの反応をみたマクロス陣営は、ミンメイの歌を利用した攻撃を思いつきます。
みどころ
1982年の作品ということで絵自体は古いのですが、戦闘描写が見事です。また、音楽の迫力がものすごく、「これ地上波のアニメでいいの!?劇場版じゃないの!?」と混乱しきり…。
キャラクターがみな個性豊かで、全員に愛着が湧きます。敵であるはずのゼントラーディたちにも。
それから、ミンメイの歌が昔懐かしい昭和のアイドルソングで個人的に大好きです。アルバム買いました。
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
1984年に発表された劇場版です。
あらすじ
TVシリーズと基本は同じ。ダイジェスト版のようなものだと考えてもらえればだいたいOK。
みどころ
やっぱり絵がすごく綺麗!キャラ達の目の輝きと戦闘機の動きを見てほしいです!
ゼントラーディたちがTVシリーズとはだいぶ違ったキャラ設定になっています。
基本的にはTVシリーズではなくこちらの劇場版の方がほかのマクロスシリーズに繋がっています。
『マクロスプラス』
1994年から5年にかけて発表されたOVA全4巻。
あらすじ
地球とゼントラーディとの戦闘が集結し、30年後の2040年。移民惑星エデンを舞台にストーリーが進みます。
かつての親友同士、イサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマンは、戦闘機「バルキリー」の開発社競合2社それぞれのパイロットとして対決しあっていました。彼らは同じく幼なじみのミュン・ファン・ローンとの三角関係から端を発するとある出来事によって軋轢を持っていました。
一方ミュンは、かつては歌手を目指していましたが、夢やぶれ、銀河のバーチャルアイドル、シャロン・アップルを裏で操作する仕事をしていました。
本来ならただのバーチャルであるはずのシャロン。彼女が自我をもったとき、三角関係が四角関係となり、命に関わる事件に発展していきます。
みどころ
なんといっても音楽がすばらしい…!!!
『創聖のアクエリオン』、『花は咲く』などでお馴染みの菅野よう子さんが手がけています。戦闘時の迫力ある音楽から、シャロンの独特なバーチャルチックな音楽まで、幅広いジャンルの素晴らしい音楽に圧倒されます。
個人的にはマクロスシリーズで1番好きな作品です。
劇場版もあり、OVAのダイジェスト版になっているので、そちらでチェックしてみるのもいいかもしれません。
『マクロス7』
1994年に放送開始されたTVシリーズ全49話。
あらすじ
人類はゼントラーディとの和解の後、地球を飛び出し、銀河への移住を決意。
2045年、マクロス7を中心とした船団は移民惑星を求めて宇宙を航行していました。船団の中には一般市民の乗ったまるで街のような居住スペースもあります。
そんなマクロス7船団ですが、ある日バロータ軍という異星人たちの攻撃を受けます。
FIER BOMBERというバンドのボーカル、熱気バサラは、かつてリン・ミンメイが行ったように歌で戦いが終わらせられるはずだと信じ、戦闘機バルキリーに搭乗し、敵に突撃するという前代未聞の特攻を行っていきます。統合軍のパイロット、ガムリン・木崎はそんなバサラの行動に眉を潜めますが、実際に歌による効果が現れ始めてからFIER BOMBERをサウンドフォースとして指揮下におき、戦闘に利用していきます。
FIER BOMBERメンバーのミレーヌ・ジーナスは破天荒なバサラに惹かれつつ、お見合いで出会ったガムリンのことも忘れられず…。またここでも三角関係が展開されていきます。
みどころ
なによりパワフルなバサラの歌声にはとことん痺れます!!!絶対に聞いてください!!最初のうちは「なんかめっちゃテンション高いな」なんて感じるかもしれないんですが、そのうち「ファイヤー!ボンバー!!!」と叫ぶようになります(もはや洗脳)。
リン・ミンメイの名曲、「愛・おぼえていますか」をミレーヌが歌ったり、艦隊の艦長がかつて一条輝の部下だったマクシミリアン・ジーナスであったり、ミレーヌがそのマクシミリアンとミリア・ファリーナ・ジーナス夫婦の娘だったりとかつてのシリーズとの繋がりが見え隠れするのがファンとしては胸が熱くなるポイントです。
劇場版やOVAもありますので、はまった方はぜひそちらもご覧ください。
『マクロスF』
2008年に放送開始された、マクロスシリーズの中で最も有名と言ってもいい作品です。
TVシリーズで全25話あります。
あらすじ
2059年、マクロス級移民船団マクロス・フロンティアは、新天地を求めて宇宙を航行していました。
そんな中、同じくマクロス級移民船団マクロス・ギャラクシーから、銀河の妖精と呼ばれる歌姫シェリル・ノームがやってきます。主人公早乙女アルトは学生ながらステージ演出のエア・アクロバットでパフォーマンスに参加。その際、偶然女子学生ランカ・リーと知り合います。
シェリルのライブ中、突如バジュラと呼ばれる謎の生物がマクロス・フロンティアに飛来。街が戦火に包まれます。死んだパイロットに代わりバルキリーに乗り込んだアルトは逃げ遅れたランカを救い、戦闘機にのりこんだことをきっかけにS.M.Sという私設武装組織へ入隊します。
ランカはアイドルとしての道をのぼりはじめ、アルトはパイロットとしてバジュラとの戦いへ身を投じ、シェリルは偶然アルトの元に母の形見のイヤリングを残してきてしまったことからアルトと接点をもち、後に3人の三角関係へと発展していきます。
後にランカの歌声がバジュラへ作用することが明らかになり、リン・ミンメイによって行われた「ミンメイアタック」に準え、「ランカアタック」が行われることに…。
みどころ
『マクロスプラス』と同じく、菅野よう子さんが作曲を手がけています。ダイナミックな音楽とすばらしいグラフィックで戦闘シーンの臨場感は抜群ですし、歌姫2人の歌唱も一段と引き立っています。
マクロスシリーズの縦横の繋がりを示すように、ランカの兄、オズマ・リーがラジオでFIER BOMBERの楽曲を聞いていたり、リン・ミンメイの「愛・おぼえていますか」が伝説の歌と位置づけられていたりするところもポイントです。
『マクロスΔ』
2016年に放送開始された、全26話のTVシリーズ。
あらすじ
人類が宇宙のそこかしこへ移住し、定住した頃、地球を母体とした新統合政府が宇宙へ散らばった人類をまとめていました。
2067年、銀河系の各地でヴァール症候群と呼ばれる奇病が流行します。人々が自我をなくし、ゾンビのようになってしまうこの病気ですが、ある特殊な歌の波形によって沈静化することが明らかになりました。そこで戦術音楽ユニットワルキューレが編成され、彼女達の歌を銀河へ届けることで事態の収束を目指します。
主人公ハヤテ・インメルマンはとあることから家出少女フレイア・ヴィオンと知り合います。彼女はワルキューレオーディションに合格し、ワルキューレに加入するという夢を持っていました。突如ヴァールの暴走に巻き込まれた2人。それをきっかけにハヤテはΔ小隊への加入が決まり、先輩パイロット、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスと知り合います。
一方フレイアの故郷ウィンダミアは、新統合軍へ宣戦布告。プロトカルチャーと呼ばれる古代文明の機器を利用し、ヴァール発症者をマインドコントロールして銀河を乗っ取ろうと動き始めます。
みどころ
今までせいぜい2人だった歌姫が、アイドルのようにグループを組みます。美雲・ギンヌメール、フレイア・ヴィオン、カナメ・バッカニア、レイナ・プラウラー、マキナ・中島の5人の歌声は今までのマクロスシリーズの楽曲にさらに幅を持たせました。個人的には革命だと思っています。
ここでも世界観の繋がりが見え、フレイアが作中でランカの「星間飛行」を歌うシーンがあったり、子供たちがFIER BOMBERの「REMEMBER16」を歌うシーンがあります。
また、敵側となるウィンダミアにも歌い手が現れるところがまた熱いです。ぜひ見てほしい。聴いてほしい。
また、名前からお分かりでしょうが、ミラージュは『マクロス7』のミレーヌと血縁関係にあります。おそらくミレーヌの姪かと。
『超時空要塞マクロスⅡ -LOVES AGAIN-』
1992年制作のOVA全6話。
あらすじ
2090年。木星軌道上に謎の艦隊が現れます。地球の統合軍ははぐれゼントラーディ軍と判断し、歌による攻撃を試みますが、なんと敵も歌による攻撃を仕掛けてきたため敗北。
その戦いを取材していた木崎ヒビキは、撃沈寸前の敵艦隊から歌巫女のイシュタルを救出し、地球へ連れて帰ります。
ヒビキが統合軍のパイロット、シルビー・ジーナと敵艦隊の中で奔走する一方、愛を知ったイシュタルは戦争を止めるべく戦場へ愛の歌を捧げようとします。
みどころ
当時ならではの繊細なタッチで描かれる描写が個人的には大好きです。
また、操られたように心を失ったイシュタルが目に光を宿していく様子がまた愛おしい…。
これから見てみたい方へ
マクロスシリーズは製作年と時系列がバラバラになっています。個人的なおすすめは時系列順ですが、製作年に沿ってみても十分楽しめます。
とにかくささっと見てみたい方にオススメするのは、
- 『マクロスゼロ』
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』
- 『劇場版マクロスプラス』
- 『マクロス7』(興味が湧いた話のみ抜粋してみる)
- 『マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』
- 『マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』
- 『マクロスΔ』
- 『超時空要塞マクロスⅡ』
この順番です。
それでも長いので、個人的なオススメシリーズはやっぱり『マクロスF』です。マクロスシリーズのいいとこどりがされていますし、心情描写が豊か。何よりグラフィックが綺麗です。
ロボットアニメだから…と敬遠していた方も、とにもかくにも歌がいいので、ぜひぜひ飛び込んでみてください!
以上、ダイマでしたwww
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