どうも!コスプレ歴5年目になりました、綴喜明日香です!
9月になってどことなーく涼しくなってきた気がしますね!夏は屋内に引きこもっていたコスプレイヤーが屋外のイベントにちらほら出かけだすシーズンです。そして近づいてくるハロウィン!コスプレデビューには持ってこい!「今年のハロウィンにコスプレデビューしてみようかな~」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなワクワクドキドキの時期ですが、浮かれがちなこの時期だからこそ注意していただきたいことなんかもあります。
今回はそんな注意点をちらほら書いていきたいと思います。
イベント参加ルールを守って
出だしからごくごく当たり前のことになりますが、浮かれだすとどうしても頭から飛んでしまうことなので、念には念を…。
コスプレイベントには多くのルールが存在します。必ずイベントのホームページやパンフレットに明記されている事ですが、うっかり読まずにルール違反をしていた!なんてこともしばしば。必ず熟読してください!
例えば、こんなルールが存在します。
- 動画撮影禁止
- 刀や杖などの長物を持ち歩く際は、入れ物に入れること
- コスプレ禁止エリアには立ち入らないこと
- 実際の軍服や警官の制服などの着用禁止
- 露出度の高い衣装の場合、インナーなどを着用すること
イベントによりけりですが、上記5点は大体のイベントで言われることです。
特に「コスプレ禁止エリア」に関しては地図を用いて書いてあることが多いです。面倒かもしれませんが、しっかり頭に入れておきましょう。
また、刀、杖などには長さ制限がある場合もあります。「せっかく作ったのに持ち込めなかった…」なんてことがないように事前にしっかり確認してください。
暗黙のルールの存在
ちょっと面倒ですが、コスプレという趣味は歴代の先輩方がなんとかかんとか確立してきてくださった歴史があります。放っておけばひょっとすると警察への通報案件になってしまう場合もあるのです。
そこで、なんとなくですが暗黙のルールなんてものが存在します。
コスプレを知らない一般の人たちにもなるべく受け入れてもらえるように…とあるものがこれなのですが、大抵初心者さんは知らないままに冒してしまいます。
参考に頭に入れておいていただけると嬉しいです。
イベントでの絡み撮影はご法度
絡み撮影とは、コスプレしたキャラクターのままキスをしたり、キャラ同士の仲を匂わせるような卑猥なポーズをとったりする撮影のことです。
例えば、『プリキュア』のコスプレをしたコスプレイヤー同士がキスしているのを、小さい女の子が見てしまったらどう思うでしょうか??
その女の子の夢が壊されてしまったり、大きな混乱を招いたりする可能性があります。
コスプレはキャラクターの姿を借りてしている趣味です。もともとの作品にリスペクトを持ち、ファンを尊重した行動が必要となります。
捏造衣装の際はスタジオで
捏造衣装とは、学園ものパロディや、マフィアパロディなど、そういったパロディもの衣装のことを指します。
実際に公式からそういったパロディが供給されているものはいいとしても、公式から発表されていない衣装を着ることはマナー違反とされています。
例えば、『名探偵コナン』のコナン君のファンタジーパロディ衣装として、魔法使いのコナンくんをやりたい!といった場合、コスプレイヤー以外の方が多くいらっしゃる外のイベントなどでその衣装を出すのは控えた方がいいでしょう。
一般の方が見た時に、「コナンくんってそういう設定があったのか…」「なんかちょっとイメージと違った…」などと勘違いされてしまう可能性があります。
先ほども書きましたが、何よりも原作キャラクターへのリスペクトが重要です。
許可のない場所でコスプレしない
よく渋谷や新宿のハロウィンイベントなどでは、ナース服やゾンビ服で街を出歩いているお姉さんたちがいますよね。あれ、コスプレ的にはマナー違反です。
基本的にコスプレは、イベントやスタジオ、許可をとったロケ地など、きちんと許可を得たところ以外ではしてはいけません。
あのお姉さんたちはハロウィンの「仮装」であり、コスプレイヤーではない一般の人たちが仮装をしているからなんとか黙認されているものです。
コスプレイベントに行く際は、私服で行き、更衣室で衣装に着替え、メイクをし、コスプレ可能エリアへ移動するのがマナーです。
海外ではコスプレをファッションとして許容していることがあるので、コスプレのまま出歩いている人も中にはいますが、日本のマナーにはTPOというものがあります。きちんとマナーを守りましょう。
他にも多数あります。今挙げたものは一例にすぎません。
その他、「これはどうなの?」といった質問がありましたら、お気軽にコメントなどでご質問ください。
出会い目的には要注意!!
最後に。これが一番重要です。特に女性の方は気を付けていただきたいです。
イベントでコスプレをすることの醍醐味は、「たくさんの人に出会える」ことです。共通の趣味の方がこんなに多く集まる場所はなかなかありません。しかし、だからこそ、たまに変な人も混じっています。
例えばこんな例があります。
Aさんはコスプレを始めたばかりの初心者女性コスプレイヤー。男装に挑戦し、コスプレイベントに初参加しました。自分でもそんなにクオリティーは高くないと思っているし、とにかく同じ趣味の人と交流がしたいと思っていました。
そこで、ひとりの男性カメラマンが「素敵だね」と声をかけてくれました。写真を撮ってもらい、その場でTwitterで繋がりました。
後日、そのカメラマンからDMが届きました。先日の写真と、「今度はイベントじゃなくて個人撮影をしようよ」というお誘いでした。Aさんはその申し出が嬉しくて快諾しました。話を進めていくと、なんとスタジオの確保も、衣装の用意も、スタジオの料金までそのカメラマンが手配してくれるそうです。
当日、Aさんがそのスタジオへ行ってみると、そこはスタッフのいない狭めのスタジオで、例のカメラマンと二人きりでした。渡された衣装は、なんと水着のような女性ものの衣装。その状況と露出度の高さにAさんは戸惑いますが、カメラマンは「スタジオ代は俺が持っているんだから」と強引に着用を進めます。
結局その日は二人きりで、かなり卑猥なポーズをとらされたりして撮影され、最後には襲われそうになったのをすんでのところで回避し、逃げるようにスタジオを後にしました。
Aさんはそれ以来、すっかりコスプレが怖くなり、コスプレ自体を辞めてしまいました。
これは一つの例ですが、似たような話は実はゴロゴロ転がっています。「コスプレイヤーをナンパするには」というような下種な掲示板があったりするのも事実です。
そういった目的の人間は、コスプレのクオリティー云々に関係なく、初心者を狙います。
そこで、皆さんには身を守るために、以下のことに気を付けてもらいたいです。
- 異性のカメラマン、コスプレイヤーと二人きりにならない
- 「ただで撮るよ」などといったおいしい話には疑ってかかる
- 親や親しい友人などにどこに誰と行くのか伝えておく
- 物の貸し借り、金銭の貸し借りなどを極力しない
最後の物の貸し借り、金銭の貸し借りに関しては、「相手に借りを作らない」という点が重要です。「以前〇〇を貸したお返しにこれをやってくれ」などと言われる可能性もあります。
まとめ
基本的に下記のことに気を付けてください。
- イベントルールを熟読し、守る
- マナー違反に注意する
- マナーに関してわからないことはあらかじめ調べておく
- 出会い目的の連中に注意する
最後かなり怖い話になってしまいましたが、全てはコスプレを安全に楽しむためです!
マナーとルールを守って楽しいコスプレライフを!
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