どうも!帰省しておりました、綴喜明日香です!
昨日今日と二日間、平成最後の夏コミに行かずに田舎に帰省を決め込みました。
泊まったのは父の実家。既に祖父母ともに他界しており、がらんどうな家です。
祖父が他界した後、祖母が一人で暮らしていましたが、そんな祖母も一昨年他界。祖母を導くかのように、飼い猫2匹も祖母が亡くなる2日ほど前に続けざまに事故と老衰で亡くなりました。
私にとっては思い出のたくさん詰まった家です。
正月に親戚一同が集まって飲んだお屠蘇。
昼まで寝こける従姉妹を起こしに行った2階の部屋。
弟と探検して回ったサツキとメイの家のような古い2階。
夏休みに帰省しては「いっぱい食って大きくなれよ」と言っていた祖父の笑顔。
「お前は本当に猫が好きだなぁ」と笑いながら、私の絵を褒めてくれた祖母の優しい声。
全部が家中に染み込んでいるようで、誰もいないのに、だれも暮らしていないのに、ふと声が聞こえるような、姿が見えるような、そんな不思議な感覚があるんです。
昨日の夢枕に、祖父母が出てきました。
小さくなった私をしわくちゃの手でなでて、「よく頑張ってるなぁ」と笑ってくれました。
泣きながら起きて、雨の音を聞いていました。
不甲斐ない孫でごめんなさい。でもきっと、じじとばばなら優しく受け止めてくれるって私知ってるから。
久々に会えた気がして、涙が止まりませんでした。
夕方、一日早いですが、お墓までご先祖さまをお迎えに行きました。
提灯に火を灯して、家までゆっくりと父と帰りました。
おかえり、とお線香を炊いて、今年もゆっくり過ごしてね、と手を合わせて。
きっとそばにいてくれていると思いつつ、また会いたくて涙が出ました。
色々とあって一度は絶とうかとふと思ったこの命ですが、今はうんと長生きして、祖父母に自慢できるくらいの素晴らしい人生を生き抜いて、上に会いに行きたいなとはっきり思えるようになりました。
祖父母に恥じないように。私は私の人生を、好きなことを好きなだけ、楽しく生き抜きます。
これを読む皆さんと一緒に、そんな人生を作っていけたらいいなぁと思っています。