どうも！昔っから漫画大好きな綴喜明日香です。
最近漫画アプリにはまりまくりまして、いろいろなアプリを開いては、毎日1話無料！みたいなところでちょこちょこ読んでます。
その中で、「こ、これは…！！」と思って衝動で電子書籍購入決定した作品3つをご紹介したいと思います。
『凪のお暇』
あらすじ
主人公の凪は節約が趣味な地味ーなOL。いつも周りの空気を読んで、へらへら笑って、その挙句に貧乏くじを引きまくっちゃう系女子。同じ会社で働く彼氏のぽろっと出た一言に、ついに緊張の糸が切れ、過呼吸に…。
そのまま衝動で会社をやめ、マンションを解約し、誰も知らないアパートで一人暮らしを始めます。
無職。金なし。彼氏なし。たった一人の田舎暮らしの母も頼れず、さてどうやって生きていく？
見どころ
凪ちゃんの節約術が地味にためになります。「こんな節電方法あったのかーー！」「こんな節約レシピあったのかーーー！」みたいな。
他にも、凪ちゃんの心情の変化にものすごーく感じるところが多いかと。とくに社会で働く女子の皆さん！
空気を読んで、周りの顔を伺って、女子同士で阻害されないように、男性社会で失敗しないように…。そうやって自分の首を絞めて絞めて絞めまくっていた凪ちゃんが、お金はないものの、精神の自由を手にしようとする描写が素晴らしく胸に来ます。共感します。
はまったきっかけ
この本、私が某ブラックで営業として働きつつ、「もう嫌だ―！辞めたいー！辛いー！！」となりながら布団の中で見つけた本なのです。もう凪ちゃんの境遇がその時の私とそっくりすぎて、「あー仕事辞めて凪ちゃんみたいに生きたい」と目標にしていました。
そんなわけで、社会で戦う女性諸君には刺さるのではないかと思った次第です！
会社に縛られなくても、きっとどこかに自由はある。小さな幸せはある。そんなことに気づかせてくれる本だと思っています。
『ばらかもん』
あらすじ
天才書道家である半田は、自分の書いた字をお偉い館長さんから「つまらん字だ」と評価され、思わず館長さんを殴ってしまい、逃げるように心機一転田舎の島へ。
そこにはなるという幼い少女を中心に、個性豊かな島民たちが暮らしていました。
初めは馴染めない島での暮らしにあたふたしていた半田でしたが、島の子供たちに「はんだせんせい」と慕われ、生活していくうちに、自分に足りなかったいろいろなことに気が付いていきます。
見どころ
とにかく登場人物たちが濃い！！個性が豊かすぎて最高！
でもみんなどことなく「あるある」といった感じで、なぜかなじみ深くて違和感がないという…。そんな個性豊かな人々と、その中で生きていく半田先生の面白おかしいスローライフ。半田先生視点での人生観の変わり方にぐっときます。
なんとなーく田舎に逃げたい…生き方変えたい…癒されたい…そんな人におすすめです。
はまったきっかけ
これも某ブラック企業で働いているときに、「全く別の生き方ないかなぁ！！！」と思いながらお布団で見つけたものです。
主人公の半田先生は書道家なので、半紙、墨、筆、スキャナー、パソコンがあればオフィスなしでもどこでも仕事ができます。ノマドワーカーというわけですね。そういった働きかたがあったか！という思い半分、田舎暮らし面白いなという思い半分で読み始めました。
私の両親の実家もなかなかの田舎なので、田舎あるあるも楽しめました。
『グランマの憂鬱』
あらすじ
4歳の少女、亜子は、神奈川から母と共に、父方の祖母の家がある百目鬼村へと越してきました。そんな亜子の祖母はかくしゃくとした素敵なおばあちゃん。百目鬼家当主として、百目鬼村を見事にまとめる素晴らしい人物です。「おばあちゃん」というよりも「グランマ」と呼ぶ方がしっくりくる！ということで、グランマと呼び祖母を慕う亜子とグランマの二人組は、年齢こそ離れているもののベストコンビ。二人とその周りを取り巻く人々のお話です。
見どころ
グランマがめちゃめちゃかっこいい！！
道理が通らない連中には「黙らっしゃい！！！」と一声！喝を入れます。年齢を経てきたからこその人間性の深さからあふれ出る説得力が素晴らしい。そこに無垢な瞳で、「あのね、あのね、あこはね、こう思うの」と純粋故にぐさっと畳みかけちゃう亜子ちゃんのコンビネーション。スカッとします。
基本的に一話完結なので、ほっこりしながらスカッと楽しんじゃってください！
はまったきっかけ
本当に何も考えずに「面白い本ないかなー」とぼーっと見ていた時、試し読みができたのでちょろっと読んでみたら想像以上に素晴らしかったので即決で買ってしまいました…。
元々がじじばばっ子だったので、おばあちゃんと孫という組み合わせにぐっと来た上、グランマのまるで大岡越前のようなさばきっぷり。最高かよ。
絵柄もちょっと昔の少女漫画のような風体でグッときました。
そんなこんなで、私がおすすめする漫画3選、いかがでしたでしょうか？
まだまだ素晴らしい作品を発掘していくつもりです。機会がありましたら読んでみてください！
また、素敵な作品があったら、私にも紹介してくださいまし！
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